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認知症とは?

認知症の多くは「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」です。

認知症は、脳が病的に障害されておこります。その原因となる病気は、頭蓋内の病気によるもの、身体の病気によるものなどたくさんあります。しかし、多くは「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」です。なかには、原因となる病気を適切に治療することで認知症症状が軽くなるものもあり、それらは認知症全体の約1割を占めているといわれています。


◎認知症の原因疾患

1.アルツハイマー病 → アルツハイマー型認知症
2.脳血管障害(脳梗塞、脳出血など) → 脳血管性認知症
3.アルツハイマー病以外の神経変性疾患 → 前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症など
4.その他(多種)


物忘れと認知症の違い

「物忘れ」とは、「人の精神活動が普段の状態と多少異なっていたり、幾分衰えていたりする状態」であり、認知症」は、「一旦発達した知能が、何らかの原因により脳が破壊され、再び持続的に低下した状態」と定義されています。

60歳ごろになると記憶力をはじめ知能の周辺機能にも衰えがみられるようになり、判断力や適応力が衰え、知能の老化が始まります。歳をとればだれでも記憶力が低下します。

そして65歳ぐらいを過ぎるとますます物忘れが多くなりますが、この物忘れは良性の健忘で、認知症の物忘れは、さまざまな知能の障害を伴い、そして日常生活に混乱を来たし、進行していくものです。


認知症ケア

◆症状にあわせたケアや心理療法も重要な治療です。

認知症では、症状にあわせてケアしていくことも治療の大切な要素です。ケアには、精神的なケアと生活上のケアがあります。状況により、ケアはそれぞれ違ったものになります。


また、専門職の方が行う心理療法も重要な治療です。回想法、RO(リアリティー・オリエンテーション)、アニマルアシスドセラピーや音楽療法などといった心理療法を行っている施設もあります。


◆リハビリテーションの必要性

脳血管障害の後遺症としてみられる自発性の低下や、活動性の低下によって認知症は増悪されるので、リハビリテーション治療の活用が必要となります。脳血管性認知症において、その中枢神経障害による後遺症は、片麻痺などの運動機能障害をはじめさまざまです。また、これらは運動障害を伴うことが多いため、寝たきりの予防も大切です。


◆脳血管性認知症における予防の重要性

脳血管障害を予防することは、脳血管性認知症を生じさせないために最も大切なことです。脳血管障害は、一度発作をおこすとそれを繰り返すことが多いため、再発の予防がとても重要となるのです。脳血管障害の予防には、脳血管に障害をおこしやすい条件(危険因子)を減らすために生活習慣を改善することも必要となります。


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